4〜6歳頃になると気になるのが夜のオムツの外し方ですよね。
夜のオムツ外しは個人差があり、昼のオムツ外しと同時に外れる子、お泊まり保育で外れる子など様々です。
いつになればオムツが外れるという保証もありません。
しかし、オムツ外しのベストなタイミングは突然やってきます。
そのタイミングを逃さないよう、「うちの子はまだまだ先かも」と思う方も「オムツ外しのポイント・対策・実録」を是非チェックしてみて下さい(^^)
夜のオムツの外し方のポイント

夜のオムツの外し方にはポイントが5つあります。詳しく説明していきます(^^)
就寝時と起床時に必ずトイレに行く
寝る前にトイレへ行って膀胱を空にすることも大切ですが、朝の寝ぼけた状態でおねしょをしてしまう事もあるため、起きてすぐにトイレへ行くことも大切です。
まだオムツが外れていない時から習慣づけておくと、オムツが外れてからも楽です。
就寝前や夕食時に水分を摂りすぎないようにし寝るまでの時間をあける
夕飯時や就寝前に水分を摂りすぎないようにすることでおねしょを防ぐ事が出来ます。
塩分が多いと水分を沢山摂りたくなるため、食事にも気をつけると良いです。
また、夕食の水分が膀胱にたまるまで2〜3時間かかります。
夕食で摂った水分を空にしてから寝るためには、夕食から就寝までの時間を極力空けるようにしましょう。

我が家では、夕飯時に牛乳を飲ませていたのですが、牛乳だと飲み過ぎてしまうことがあるため、夕食時の飲み物を水に変えました。
体を冷やさない様に注意する
季節に関係なく体が冷えると膀胱の緊張が高まりおしっこがでやすくなります。
そのため腹巻をするなどの冷え対策も必要です。
更に冬は汗をかかない分尿量が増えるため、より注意が必要です。
早寝早起きを心掛ける
早寝早起きは自律神経を整えることにつながります。
熟睡できないと成長ホルモンの分泌が阻害され、おねしょをしないようにするための体の成長をさまたげてしまいます。
そのため、オムツを外したばかりで心配だからと夜中に起こしてトイレに行かせたりはせずに、しっかりと熟睡できるようにしてあげしょう。
おねしょをしても怒らない
精神的なストレスが自律神経に影響しホルモンの分泌を乱してしまうこともあります。
失敗しても怒らずに自信をつけてあげると良いでしょう。
夜のオムツの外しはトレーニングできない

昼のオムツ外しはトレーニングすれば出来る様になるものの、夜のオムツ外しは子供の体の成長を待つしかないためトレーニングすることができません。
なぜトレーニング出来ないのかというと夜のオムツ外しには下記の2つが必要だからです。
膀胱が発達すること
朝までおしっこをためておける大きさまで膀胱が発達しなければ、朝まで我慢することは不可能です。
また、膀胱の大きさにも個人差があるため、オムツ外れのタイミングも様々になります。
ホルモンが増加すること
夜のおしっこの量を少なくする為のホルモンも増加しなければ、朝まで我慢することはできません。
この2つは体の成長が必要不可欠なのでトレーニングできるものではありません。
実際に、SNSで「夜のオムツが外れたのは何歳だったか」というアンケートを採った結果、4歳が一番多かったものの、早い子で2歳、遅い子で8歳とかなり幅がありました。

我が家では昼のオムツが外れたのが2才半で、夜は4才半でした。
夜のオムツ外しに必要なおねしょ対策グッズ

おねしょをされた時にいかに自分の負担を減らすかを考え、事前におねしょ対策の物を購入しておきました。
自分の負担が少なけば、子供の成長を優しく見守ることができます(^^)
防水シーツ
今までに、二度防水シーツを購入したことがありますが、どれもゴワゴワ感や蒸れが気になり、すぐに使うのをやめてしまっていました。
しかし、おねしょをされる可能性を考えると防水シーツは必須だと思い、口コミを参考にしながら肌触りが良さそうなものを選びました。
我が家では子供2人がクイーンサイズの布団で寝ています。
布団よりも小さいシングルのものを購入し、息子の場所だけに防水シーツを引くことも考えましたが、息子の寝相が悪く防水シーツから移動してしまうこともあると考え、クイーンサイズの防水シーツを購入しました。
購入した商品
購入した商品はQUENCHINGの防水シーツです。
実際に使用した感想
「肌触りが良いもの」が一番の条件だったため、100%綿パイル生地の素材の物を選びました。
実際に寝てみてとても気持ちが良いです♪
防水シーツにありがちなゴワゴワした感じや蒸れも気になりません。
以前、四角のみにゴムが付いている物を購入し、ズレてしまうことがストレスになっていたため、「ズレにくいもの」というのがもう一つの条件でした。
そのため、全周がゴムになっているところもこちらの商品を選んだポイントです。
洗濯の前に防水のチェックとして水をかけてみましたが、裏側にしみることがなく、汚れを簡単に落とせたところも気に入りました。
お値段もクイーンサイズで3,180円(シングルは2,280円)とお安く、機能も良い、こんなに満足した防水シーツは初めてでした。

防水シーツは通常のシーツよりも乾くのに時間がかかるため二枚購入しました。
防水ズボン
おねしょからの被害を最小限にとどめる為に、おねしょ対策ケットのズボンタイプも購入しました。
おねしょ対策ケットは、スカートタイプのものや腹巻きがついているものなど様々な種類がありますが、先述した通り息子はとにかく寝相が悪いため、腹巻き付きのズボンタイプを選びました。
購入した商品
購入した商品はLitchii Guusiiの防水ズボンです。
実際に使用した感想
防水シーツ同様に洗濯前に水をかけてみましたが、裏側にしみることはなくしっかりと水を防いでくれました。
かなり厚みがあるので乾くのに1日かかりますが、二枚セットを購入したので特に問題はありません。
厚みがあるため夏は暑いと思いますが、夏以外は問題なく着用できそうです。
デザインが可愛く履き心地も良いようで、息子はとても気に入っています(^^)
トイレトレーニング用パンツ
昼のオムツ外しの時に使用していた物を、夜のみ履かせる様にしました。
通常のパンツよりはおねしょを防いでくれます。
クエン酸
クエン酸は昼のオムツ外しの際にも大活躍しました。
尿の匂いの原因であるアンモニアはアルカリ性のため、臭いの除去には酸性であるクエン酸が有効です。
クエン酸は薬局でも100円ショップでも販売しています。
濡れた洋服は押し洗いした後に、桶にぬるま湯600mlとクエン酸大さじ1杯をいれて、30分程度つけておけば臭いはなくなります。
(尿には微量のたんぱく質が含まれており、熱湯をかけると固まって臭いが落としにくくなってしまいます。そのため必ずぬるま湯で行って下さい。)
もしお布団まで漏らししてしまった場合は、先述したクエン酸水をスプレーに入れてお布団をにかけ、使わないタオルやオムツで水分を取り除き、十分に天日干しをすれば臭いも残りません。
もし、十分に乾燥させられなさそうであれば、布団乾燥機やドライヤーを使いましょう。

半乾きだと臭いがでてしまうため、しっかり乾燥させることもポイントです。
ご褒美
あらかじめ息子に「夜のオムツが取れたら何が欲しい?」と聞いておいて、お願いされた本を用意しておきました。
これが効果抜群で、本が欲しいからと子供自身がおねしょをしないように意識しだしました。
その後連続でオムツが濡れていない日が続いたため、そのままオムツを外しました。

子供自身がおねしょをしないように意識したら、すぐにオムツが外れました。
夜のオムツの外し方。4歳息子の実録

オムツ外しの準備は「早め」に、タイミングが来たら「一気に外す」のがポイントです。
準備:4歳
4歳になったばかりの頃、週に一回ほど朝までオムツが濡れない日があるようになりました。
その時点でおねしょ対策について徹底的に調べて、おねしょ対策用の様々な物を購入しておきました。(ご褒美以外のもの)
実践:4歳半
4歳半になって、3日間連続でおねしょをしない日がありました。
これは「オムツ外しのタイミング」だと思い、ご褒美に何が欲しいかを聞き、欲しがった本を購入しました。
その日から夜におしっこをしないように子供自身が意識し始め、その後更に3日間おねしょをしなかったため本をプレゼントしました。
その後:5歳
オムツ外しから半年が経ちました。
その間におねしょをしたのは、寝る直前にスイカを食べさせてしまった1度のみです。
その時は、防水ズボンの中だけしか濡れていなかったので、私も焦ることなく対応ができました。

対策をしていなかったらマットレスまで濡れてしまっていたのかな、、と思うと対策していて良かったです。
実録まとめ
今まで、息子自身も夜にオムツを履く事に抵抗がなかったため、親子揃って焦りがありませんでした。
自然に体が成長するのを待ち、タイミングよく子供自身に意識させることができたため、ここまでスムーズにオムツ外しができたのかなと思います。
事前におねしょ対策の物を購入してあった事で私自身も焦らずに対応できたため、早めの準備がおすすめです。
夜のオムツ外しのタイミングを見逃さないようにしましょう
いかがでしたか?
事前に対策を知っておいたり、準備をしておけば、オムツ外しのベストなタイミングでスムーズにオムツ外しが出来ます。
お子様がスムーズにオムツ外しができることを願っています(^^)